<1242>

その奥へ、ひとつのことではいれ、、 ことが絡まる音をひとつひとつききながら、 はいったらいいんじゃないか、 はいったらひとつの音が渦を巻いているのではなかろうか、、 絡まりながらきいているのではないだろうか、、 予感が身体をかすめ、、 また こま…

<1241>

ひょっとすると熱を送り風を送る運動のなかへそのまま紛れてしまってなんらの考えも持ちきたらなくなったと感じる瞬間がある、、 あなたの皮膚が尋常な速さであたためられていくことを、 ただぼうやりと隅の方で、、ただふるえて、 それにしてもどうしてああ…

<1240>

呼吸に別の時間が流入してくるのを静かに見つめうち騒いでいるものと平静な眼のあいだに映るものをいかんとしょうか、どうしようか、 姿形が濃い煙のなかに埋没しちゅう、 どうならさればよいか、 どう身体が流れていくとよいか、どうか、そうか、 ただ垂れ…

<1239>

あのような視線を持ちひきりなしに伝えていること、、 混線のなかに透明な音が鳴り、、 どこの誰かも分からなくなったままそこへ僅かに立っていた、、 あたしはどんな言(げん)を置いてそれで紛れていくとするのだろう、 あんまりぼうやりとしてきてそれで…

<1238>

あるいは線上に、、ものの見事に、、 ほうり投げた感嘆をトオッテ、、身体がほつれるのも構わないでいると、 ある身振り出でくる、 あるいはよそよそしいまでのものに、平気で首を突っ込んでいけるところがここにはあり、、 あなたが指を差しているのもどこ…

<1237>

今緩やかになってただ空気がひゅうひゅう巻いているところのなか、あるいは溶けて無限になってゆくような、、全体と言えますか、全体的な感覚のなかにいて、 それは喜びでもなければさびしいというものでもなく楽しかったり苦しかったりするようなところはそ…

<1236>

あらわれたな、、 と、、 直線の欲望にひかる、 ワタシハソレデナガい時間濡れタママデイルトサ、 はたから削ぎ、削ぎ、 見えてくる動きを両手一杯で喜んでいる日のなか、 ワタシハチョクセンノヨクボートナッテキレイニヒカッテイルダロ? どうや、 身のま…

<1235>

いつも冷たい線を横たえたいと思っているらしい。 それにより、入らないで見ている(イレナイデミトル)、 第三者をしょう、 第三者、 ウチへ速やかに滑ってゆくその流れから離れたところで何かを見ている(メガツカレナイノカナ)、 あるいは、真っすぐに線…

<1234>

生える、、の、見る、と、するどく、 這い、這い、 ぞく、ぞく続と這い上がるところ、、 いちもんじ目掛け、のぼり、のぼり、垂れ、 まったくひきりなしにたれ、たれ、 新しい地面をいつのまに踏み、 染(シ)み、垂れ、たれ、たれ、 向かう、やたらにあふれ…

<1233>

よくぞ晴れたるところに身をほうったものとして、、 探り合う一途な眼差しを放棄する、 その奥へ、、回転え、回転、 あらゆるものを巻き、 巻いて揃え、、 ひらく、 また順繰りに流れている、 触れていて知らないもののなかの一部分に歓喜ガアリ、 その音の…

<1232>

明らかにするところではないから、 ものは皆舞台の後ろに隠れて、、 靴で踏んでもらってもよいものとする、 そうして出て、音とする、音としてして、すれて混じれてき、 長い道なりに身体ごと置かれてき、 置かれてきた、 こんなところへは来ていないような…

<1231>

じゅうおうに過ぎるなにか、 蓄えた(ノカ)、 ひらひらと振れた、静かに散られた、 どこを見ていた、、 中の中に、あふれ、 のか、 前方を遥かに、 また少しオクレテ炸裂するところ、、 感慨がじゅうおうに飛ぶ、散る、 流る、 ひといきで流れテいる、 呼吸…

<1230>

途方もない、と、まぢかに見ていて、言う、 いう、 ひとりで、言う、、 具体的な身体に到達しているのを、聞き、 聞き、聞き(ミミデヒライ)、 あれは溜め息と発話と、 流れるようである身体、 ぜんなくの前景にぼうっと浮かみ出た、 さらの身体、、 いつま…

<1229>

えええそうか、、そうだからして、 いくつか、渡るには違いないが、 やたら、しんとして、数々、無言の隙間へ、 ぬっと踊り出た、、! 躍り出たのかしら、 躍り出たのには違いがないのだけれども、、 誰かが踏んでいる、 みし、、とする、と聞こえる、と放つ…

<1228>

かたがわ、かたがわ、 や、 かたがわ、かたがわ、 それに、日と日と日と、日を触れて、 余す、余すところ、と、なく、 じん、じん、と鳴り、伝えて、ひろく、ひろく、 ただ小さく、ただ軽く、、 まだ当たり前に片側を過ぎる、、 緊張しているのと、日と、緊…

<1227>

して、逆流にまかれてほがらかな一日に刺さる、、 逆流にまかれてほがらかな一日に通う、、 そのまま、青い呼吸を取り入れて、 通う、ただの青い日、 青い日の身体が静かな音を立てて散ってゆきます、 それはもう尋常の身振りで、幾方へ幾方へ幾方へ、、 そ…

<1226>

青い糸が尋常な香りを備えて真っすぐに引っ張られてきている それだから全身仰ぐ 仰ぐより仕方のなく ただ、ろれ、とほつれ、 真っすぐに伸びやる その香りは私はそのままの背(セイ)で嗅いだ たんとここに嗅ぎやった、のだ、 それから、青い糸はどこまでも…

<1225>

まぁそういうものですか、、 まぁ呼吸を取りましょう、 そうですね、 きっとすみやかに、 あるいは確認などなくとも、、 いつまでもメグッテいるでしょう、 本当です、 本当は誰かの顔をしていませんので、当たり前に過ぎてきました、、 過ぎてきました、、 …

<1224>

同調し、同調し、 順番に剥がれるもの、 廻(マワ)ろう、 回転しょう、 続く、続く、 ある時からずっと散じ続けるもの、 それを静かに覆ってゆく姿、、 私は剥がれない、 私は剥がれる、 相当程度同じ身振りで、 相当程度の放たれで、 同じ日が大きな波を分…

<1223>

かげしか見なくなり、 どういうもの、、 水の、水の音ばかりが際立つ、、 けむりがり、 また順番にかげを過ぎていく、 ほてってきて、、 たいそうな身体、身体は過ぎ、、 そうして揺れる、、 夢の中に少し手を入れてみている、 何も触っていない、 かげのな…

<1222>

平らだ、、 長く、、濃く、そして、号令が混じっている、、 ひとの姿の華やかなのに驚く、、 まじまじと見る、 響くんだろうか、、 それは、遠い目を覚ましてるんだろうか、、 私は回転するようになる、 屋並から声が漏れて、、 時々分からなくなる人のため…

<1221>

夜になって小さく私の姿が音を立てており、 あんまり長い間動かずにいました。 それで、いちいちつけていたすじを、 ぱた、ぱたと、ひとつずつほどいて、 なおまだ動かずにいました。 夜は一言も言いはせなんだでしたが、 黙って揺らいでいました、、 ポーズ…

<1220>

立って行進を見ていた、 よそゆきの、乾いた匂いで立っていて、 いくらも煙巻く、 たちまちに紛れてしまい、 途方もない視野に眩んでいる、 あたしも煙のなかに紛れていくだろうか、 気温も、態度も、 熱されたものもそのままはらはらとほどけて、 通りを立…

<1219>

走る線がいて、 それは、アイマイモコトしたイメージを、 颯爽と駆け、 乱れた、それで線を外れようとしているもの、 縒り、 あるいは何度も縛り、、 身体から外へ、不意にキコエないようにと、 もし、もし聞こえたらば、 それはどんなにか恥ずかしいでしょ…

<1218>

道が鈍い音を立てている。 そうしてひろく、暗く、暗く、 なんだかだ、音を立てていて、、 どうなる、 私がここで何かを待っているのではない、 通過すべき何物かを感じ取っている訳でもないとして、、 この道が確かに音(ね)を立てるのはなんだ、 このこと…

<1217>

ケラクが息づいている所、 ケラクが息づいている所へ、 そのまま、 全く無目的に降りていくこととしょう、 あるいは奔り、 あるいは散じ、 行き方の予想を立てることもせず、 川中へ ぐい、と、ひとり足を突っ込み、 (その流れに決まった道筋を与えている・…

<1216>

じん、、と、ひとり響いて、生き始めていましたから、 呼吸にせよ、 なににせよ、 透明な日に こうして 透明な身振りで、 じん、、と、響いていましたから、 その存在は自然に隠さレテイル・・・、 尋常自然な姿で、 ひとり、 隠さレテイルト、、 それは上手…

<1215>

鈍い光が、前景を満たしているから、、 ほとんど、それも、 知られずに 滑り込む、、 あの全体に暖かい心地するようなトコで、 僅かに身体を振っている、 自己が存在かどうかを丁寧に確かめテイル、 のが、 陽にぼんやりと映っているようなここちスル・・・…

<1214>

ハテ、そのたくましい印象から、 あなたが出てきた、 そうだったろうと思う、が、 して、どういうつもりだっただろう、、 ソレハ、全く無目的で、 軽やかに、 栓が、ポンッ(ポンッ!)とはねる音をさしたような、 そんな身振りだったけれども、 これはその…

<1213>

耽溺を始めているということだろか? 長く長い時間にひとり通い始めているということかしら? 騒がしく、立ち上がってくる、 迎えてくる、 煙らしくなってくる、 ひとひとりの語りが一枚の紙切れに乗っかってきているということかしら、、 ごく頼りない夢を…