コツ、コツと、一定のリズムで階段を上っている。しかし、一体いつからこの階段を上り始めたのだろう。後ろを振り向いても、ボンヤリとした暗がりが広がっているだけで、何も見えない。ばっと前を見返してみても、直前の10段ほどしか見えておらず、その先…
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