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対話したい(不成立ぎみ)

 

 A:「つまり、その、頑張っている姿がBさんに見えていないと、Bさんは、私を支援する気持ちがなくなってしまうということだね。」

 B:「そうだよ。」

 A:「いくら私が陰で頑張っていようが、そんなことは関係なくて、私の頑張っている姿が、Bさんに見えていなければ、事実として私が自分の勉強をしていたとしても、応援する気持ちにはさらさらなれないということだね。」

 B:「うん、そうだよ。」

 A:「でも、それは本質を見ていないんじゃないかな? 大事なのは実際に頑張っているかどうかでしょ? Bさんの考えに従うと、私が、Bさんの見えないところで自分の勉強を8時間していて、Bさんが帰ってきてからはテレビなどを見てくつろいでいた場合と、私が、Bさんのいない時間にボケーっと休んでいて、Bさんが帰ってきてから、まるで見せつけるかのように小一時間勉強した場合とでは、後者の方を評価するということでしょう? それは評価の仕方がおかしいと思うんだけど、Bさんは自分ではどう思う?」

 B:「ハア・・・またそういうこと言って・・・。どうもすいませんでした! 私が悪うございました。私が悪いんでしょ?」

 A:「(えっ? 何言ってんだ・・・? 何で質問に対する答えを返さないんだろう・・・。違うと思うなら違うと言えばそれでまた話は進むのに・・・) いや、そんなこと言ってないでしょ。Bさんの考えは本質じゃなくて表層を見ているんじゃないかなと疑問に思ったんだ。それについては何か反論はある? 違うなら違うとそう言ってくれたら良いよ。」

 B:「どうせ私が悪いんだ・・・。私が何もかも間違ってるんだ・・・。どうせ私は悪者ですよ。」

 A:「(え? さっきから何関係のないこと言ってんだ・・・? 何でいつまで経っても質問に答えてくれないのだろう・・・) いや、別に悪いとか言ってる訳じゃないんだ。でも、そういう発言が出るということは、確かに本質を見ていなかったという感覚がBさんにもあるのかな? それだったら、頑張っている姿を見せてさえいればオッケーで、陰の努力は支持しないという態度を改めてほしいんだけど・・・、態度を改めることについては、納得してくれる?」

 B:「そうやっていっつも私を悪者にして・・・」

 A:「(・・・ダメだこりゃ) あの、ちゃんと話を聞いて、質問に答えてくれないかな。私はちゃんと話がしたいんだ。」

 B:「話だったらいつでも聞いてあげているじゃない! 話し合いだって沢山しているし・・・」

 A:「今の一連の態度は、とても話を聞いているとは言えないよ。ちゃんと質問に答えてくれよ・・・」

 

 参照

『会話の難しさ』

『「私が全部悪いのね」と言う人は、微塵もそうは思っていない』