「あれ、順調に痩せていっていたはずなのに、ここへきて何故だか逆にお腹が出てきたような気がする・・・」
あまり太り過ぎると身体が重たくて敵わない、見た目も美しくない、ということで、必要に応じて時々ダイエットを行うのですが、いつも同じような段階で同じような勘違いをしてしまうため、しっかり痩せきるという段階まで至らずにいます。
それで一体どんな勘違いをしているのかというと、ダイエットを始めて間もない頃は大丈夫なのですが、だいぶダイエットが進んできた頃になると、冒頭で書いたように、何だか逆にお腹が出てきてしまったかのように勘違いしてしまっているのです。その結果、ダイエットに失敗したと思い込み、無理に食事を抜いてみたりして、その反動で耐えきれずにドカ食いをしてしまい、またダイエットをする前の体重まで戻っていってしまうのです。
しかし、身体というのは、上半身であれば、通常上の方から痩せていくというのが常なので、下腹部が逆に出た訳ではなくて、下腹部はいまだ痩せず、一方上半身上側は痩せてきたため、その相対で下腹部が、
「出たように見えていた」
だけなんですね。ですから、下腹部の膨らみだけが取り残されていて目立っていたとしても、無理な食事制限などをせず、気にせずそのままダイエットを継続していけばよかったのです。
ただ、下腹部だけ出ているというのは、見た目のインパクトがなかなかなので、
「順調に痩せているっていうことだよ」
と頭では分かっていても、ついついまた太ったと勘違いしてしまいます。
