起きているのと、寝ているのとの狭間

 覚醒していなければつまりは寝ている、寝ていないのであればつまりは起きていると、かっちり2つに分けるのは難しいと思っていて、というのは、そこの狭間のところに、睡眠でも覚醒でもない状態があると思っているからだ。

 そこの狭間のところは、意識でキャッチ出来ているような出来ていないような、なんとなく曖昧な領域で、ボーっとしている状態ともまた違う(ボーっとしているときは意識でハッキリとキャッチ出来ていない)。

 ただ、曖昧ながらも、この時間を確かに自身が欲しているというのは分かる。そういうときは身体を横にするが、睡眠には入らず、かと言って何かを考えたり、本を読んだりもせず、ボーっとした状態にも入っていかないというような状態になる。

 変な状態だが、この状態も睡眠と覚醒と同じぐらいに必要で、睡眠と覚醒だけを取り、この状態に入ることをサボると、疲れがハッキリと身体に表れてしまう。