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突き指

 日常茶飯の出来事だったような気がした。突き指だ。何かに軽く手をぶっつけて、突然思い出したのだが、もう突き指はしなかった。こういう瞬間がたくさんあったのでは、という記憶だけが甦った。不注意だったのだろうか。勢い余っていたのだろうか。

 ドッジボール。そう、大概はドッジボールだ。取り損ね。痛い、しばらく外で静観させてくれ、もうドッジボールは良いよ、となるぐらいには痛い。ただ壁にぶつけてということも、度々あったはずだ。もう、突き指どころか、そこに至りそうなギリギリのところへ来ることも無い。不注意だったのだろうか。身体は大きくなった。