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何とも思いようのない

 何とも思いようのない。渦巻いてクルクルクルと音を立てた後、よそよそしく通過すらしないような。君はどう思う。耳慣れた外国語。行ったことはない親しい地に降り立つようだ。

 それが、周りにはよく響くのだった。パチッ、パチッ。うつろった視線が、目標を取り戻した。ぼんやりとしたままくっきりと浮かび上がり、隔たれた場所で、腕すらろくに上がらない。

 どうあっても届かないように、最初から決まっていた、のか? 距離にして1メーターくらいのところで。触れてはいかないことを知っていて、それでもガックリとしていた。俺はどう思う。