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興味に引っ張られる

 興味には、身体の反応するままに引っ張られていけばいいのであって、

「どうしてこういうことに興味を持ったのだろう?」

とか、

「自分はこういうことに興味を持てる(あるいは持てない)はずだ」

とかいう意識をあまり信用しないようにしている。

 勝手に反応するということの中には、意識では捉えられない何らかの理由、あるいは生理的な合致が含まれているだろうから、わざわざ頭にお伺いを立てなくとも、ままよと飛びつければそれでいいのだ。

 実際、真面目な顔をして分析らしいことをし、かつて興味を持ちまた失っていったあれこれのものを検めて、はてどうしてこれにと考えてみても、一向わからないのがオチである。