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 自分から、考えは、想いは、感情は、奪われていなかった。では、決断は・・・? 誰に渡している? また、どうして渡している? 理屈ではどうにでもなることが分かり、どうとでも言えることが分かり、しかし、私にも生理感覚があり、何が何でも決断を他に譲ってはならないと言っていて、それは本当とか嘘とかのものでもない。手にしなきゃいけないものだというのが何故だか分かり、何から何まで合っていても何も驚かない。大事な部分は誰にも譲らないという、たったそれだけの話である。