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 交換して、生まれたてのあなた。環境が、静かな環境が、実はこれほどまでに過酷であること、知る由もなかったまた、それは知らなくて良かった。

 安定して、まだ生まれたばかりのあなた。うんざりした顔が、背景にあるけれども、やはり初めてのものたちがそこへ、落ち着くことが何よりだから。

 覆いのないものたちにとって、外側がこんなにも攻撃になるのなら、一体普段の平穏は、どれだけのものを守っていたのだろうか。柔軟性を示すよう、水分を含んで整列している。

 制限があって良かった、制限がなければ、生まれるものも生まれなかったじゃない。こういうのは、制限のかかっていない人の言葉だと分かる。こんなもの、無きゃ無いでいいし、そうであればどんなに助かったことか。分かるものが分からなくなったとしてもいい。