<625>「まさか、どこへ、おかしい」

 名前、過度に名前。現れ、パタパタ。嬉し過ぎるの、かしら?

「どなた?」

これは、これは。ゆくのゆくの、共にしないで、本気でだろうか、回転と、その友達。嘘だ、またもか、俺たちがポトポト、と、そこを、静かに通過、ひゅーうい。名づけるのなら名づけると予め言ってくれ、などと。

「おかしいぞー」

それは、それは。おめでとうと、大人でも、かでも、何でも、ころげ落ちてうたた寝、さびしいしょ? そうでもないが訳、歌、休息。訪れただけで、奇妙と、奇妙の変化合わさって、ああ、ああ、またもや、コロコロ、言葉ともども緊張繰り返し挨拶、なんとも、挨拶そうだ、油断からあなたふたつだけ漏れていくのよおっと、おとと。

 ふたりは、静かじゃない。斜めにも、また見えて、あればある、あればあるだけ懐かしい。後ろゆっくりなでていて、そうすると、揺れに、揺れて、一度目から、あたかも、大胆な一舐めのように。

 まさか、まさか。