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 理由を考えて喋れ、だ? 理由を考えて喋るのだ。それが営みの全てであり、突拍子もないものでなけりゃ、理由の中身はどうでもいい。じゃあこうして、こさえたものって何なんだい? そりゃ運動の、過程で出来た副産物。知ってるか、運動ってものが全てなの。おまけに出来たものばかり、相手にしてるよでそれは違う。そこに辿り方が映るから、例えでなしに見えるから。

 一体どこを見ているのだろう。君が目線を避けているだけでなく、なぜにどこを見ているのかが分からないのでさて考えに沈んでいるところがあるかい? 順調に考えれば、現実からは逸れる。では突拍子もないことが、鮮やかにあなたに必要となったのだね。ああ、話は聞いたよ(私は今初めて話を聞いたような気がするよ)。遠ざけて、とジェスチュアだけでしていても、困るんだ、とどまるんだ。真面目に直そうとしてもこんぐらがるだけだから、仲良くさせてみましょうよ。

 時々、どれも運動が唐突であることなどを思い出し、

「どうした?」

例えば、改まった挨拶でも探してみてぼんやりする。この瞬間にもかなりよく見えるものがあり、一言で全てを告げてしまうつもりだと息巻く人を連れ戻す。

「まあ、まあ、まあ・・・」

特別に、座った席、空気の新しく、寝ているとすぐ起こす。特徴が、見えては、揺れる・・・。