話吹く、苦しく、交わされることといえば、
「お揃いにしよう」
だけで。フリもなく、意地もなく、横を向いて。
お揃いって・・・
例えば、くたびれても、決してしゃがみ込まないでいる。沈んでいくまま席のまま、飛び上がらなかったりする。飛んでるさなかによぎらして、不安げに降りてきたりする。
きいていいことなら、なんでも
よくて、沿っている。確かめさせるのは、片側。とっておくのだけはよして、明日には新しい、と呼ぶから、とっておかないで。
勢いでいただいたものの、考えて、ひと巡り走らすだけでもう合わず、たれか落ち着いた表情とともにそこへおくれ。遅さらしく、ここいらで映えている。誰うつるのか分からぬに、映えている。