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 見事な目線のなかに私がいる。いつかは知らない。きっと、話しかけている、から、そのそば、わざと、当然に疑問、それぞれで応える。混ぜ合わせながら足音を拾った。振り向いたらカラだった。

 わざとじゃないのったって、穴。スポリ、とはまれるのでなく、私ごといくらも挟み回っている。回りすぎて、混乱が何かを忘れている。明らかに戸惑っていても、それは次の瞬間での踊りをしか意味しない。

 さあ、どうだか。どれも一度見向き、そのなかで考えろ。幾度なりとも私なしに駆け巡る。膨大な、拒否の行方を笑って、全速力で駆けてゆく。企みすぎていとも簡単に現れる、とすれば、一応それは顔だろう。