<838>「湯立つ声の」

 ひとつの影びたしの行方。話の招待に二人の惑い。似た身体(からだ)から夢へのさそい。さそわれまたふたつの点滅。赤い光の中で跳ねたひとつの裸体。ラ的、ラ的リズムのいざない。

 優等級の轟音。それ、シ、シの呼び、呼ばい声。明らかなあなたの背中。それから真似、真似日(ビ)、今日の池のかたち。わなわな、し、味(ミ)、見せ、新たに見せ、むずかるしい、Cぃ、しびれ、忘れなげ、もの投げ、の花。

 移ろいつつの、ポテンシャル日(ビ)跳ね、舞い、舞い方(カタ)ビ意識。優等の鐘。優等の金属時(ジ)発声。鼓(コ)ゥゥゥン・・・。

 心どもの湯殿ヒ、蒸発? 騒擾揺らぎ味(ミ)景色。景色ダ・打(だ)・リズム。クイック・ド・絢爛。まろび(出)イデ、イデ来た。

 こそ、こそ、こそ。思案時(ジ)、打ち鳴らす。等間隔火(ビ)、ひめい。打破、打破、打破破破破。

 海上のポケット。一枚、二枚。まいず毎度(マイ度?)コの形ひらめき時(ジ)緊張週間。およそ行方にし、行方へ隣り和(あァ)い、見事な手合い日(ビ)、微量のまろび声。

 声がDNA内(ナイ)。ところ、ト、指(ゆび)、ジ、めまい。われわれあれそれこれどれ漏れ来て待て待て、いつの時(ジ)? 時(ジ)の響き。それこそ、勝ち、東風。

 日(ビ)火(ビ)たるもの、それ日常性。炸裂時(ジ)挨拶、整列。湯気、かおり、いとしみのしるし・・・。