<1093>「音声のまだらな生き方」

 あくまで頑なな、

 あくまで軽やかさ、名、扉、音声(おんじょう)、

 進む

 ひとつ、そばで聞いている、、

 まだき、まだみ まだらな 箇所、ひとこと、

 その音声(おんじょう)の全き乗り方に、

 ひと見はいつか尻込みしている、

 尻込みしつつただにつかまえている、

 影も空気も乱暴に静まりかえり、

 流れ、

 映る、

 ひとの目に大層な揺るぎに見える、

 見いる、

 おいてかれる、

 次の言(こと)に皆、でえじ、緊張しさせられたのが嘘のよに思う、、

 垂れ、溢り、音声(おんじょう)さわがしく、混む、、

 目はぼんやりと黄色を見ている、

 ものごころ言(こと)はと問わばまだ未熟淫らなひとくちびるに発(はつ)、発(はつ)、る、

 あなたがたの見方のなかにまま、白くぼぅと浮かび生(い)く、生(い)くのかも知れん、と、

 ああ涼しい、、

 まだ頭の辺り響く、一連のなにかは忘れてしまった・・・