<1340>

 私は時々踊っていた、

 どうやら時々、

 なにとはなく、ふたがってゆく、、

 なにも抱えていないとは思うのだが、

 時々踊ってゆく、

 皆が上手くリズムみたいになってゆく、

 それは生まれて、、

 私が止んだあとも快く続いてゆく、

 

 そこで私は踊っている、、

 どうしたって、

 上手くたってなんだって、、

 どうやら跳ねあがっていく、、

 どうにも困って、

 「いや、そんな気分じゃないです、ハイ、どうしたって」

トひとりあたまを抱えて、ぐわんぐわん鳴る、その かんからかんとした器のなかに生まれていて、、

 どうやら踊りそう、

 ねえ、見て、どうやらあの人踊りそう、

 なんという響きを持つことしきり、

 

 生まれている、生まれている、、

 次から次から、、

 よく響く器だ、

 なんて、、

 どんどんどんどん法外に膨らんでくる、

 からだなんてどうやったってリズミカル、

 に刻んで、、

 すっかり身体が付いちゃい、馴染んじゃい、

 通りが見える、

 いつもの呼吸をするだけでいいなんて、

 そんなことを思いながら、

 

 踊っている、ちょっと疲れながら、、

 身体も、 身体で、

 どうやら、紛れている、、

 飛んだり跳ねたりはなんだろう、

 少し激しくて、、

 少し最初から落ち着き過ぎているような、

 そんなところえ、

 乱暴になだれこんでくるところなど、、

 を、見ている、、

 

 なんだ、なんだ、、なんだ、

 私は踊っているぞ、、

 嬉しいけれど、、

 嬉しさって踊るんだっけ、

 どうだかな

 ぱっと‐ぱっと呼気揺れるけれども、

 なにかな、

 時々踊ることってこんな響きを持つかな、

 場所が、そのままにあるから、

 上手く攪拌できるけれど、

 ちょっと、ステップしたい、

 少し呼気があれば、

 もっと時々は踊っていたい、、 

<1339>

 その背にまわりこみ、打つ、打つのを見る。

 どこまでもぼんやりと、ぼやけて、、

 と、そのまま、打つ、、

 どんどん割れていた、

 私は、少し、盛り上がるのではないか、 と思っていた、

 

 私が、欠ける音しか今必要でない、

 それで、、意図して押し黙るのではないのじゃないかしら、

 この場ではただ音が欠けていく、、

 時折息を吐いていた、、

 

 潜っていくこと、どこか、へ向かうというのもなく、

 方向のことは知らないで、、

 ただ、どうにも潜っている、、

 

 お前の、ただ耽溺、と言っても分からない、、

 目が覚めてくるころ、

 内耳がお前を聞いているころに、、

 私は起きていた、、

 種々のものなどがどうにも巡りたいだけ巡っているのを、なにか‐かたい目で見ていること、、

 姿は今まで眠っていただけだと言う、

 うれいのような、、

 ちょっとさっぱりとした、 淡々とした朝の頃、

 勝手次第、好きに、また、特別な考えもなく、種々のことが入ってくる、

 それは‐新しいものか

 

 あたしが、朝になって、静かな燃焼を見る、

 その後ろ姿だけを見る、

 後ろ姿みたいな朝に、、

 ひとりで削り込まれていた、

 欠けることだけが必要だった、

 

 燃焼の後ろ姿を、、

 そのまま割れている、

 なにか、そのまま、べたついてきた、、

 もう、身体の外側も、粘ついて、

 あたりまえの水よりもうんとゆっくり流れる・・・

 それはあいだに少し音を挟むだけだ、、

 そうしてたらたらと垂れながらかかわってゆく、、

 私が続けて起きているみたいだ、

 

 まったくの、

 さま、

 それもこんなにのびている身体、、

 黙っているという意図もないまま、

 なのだ、、

 あたりまえに流れてくるもの、それに対して徐々に音が変わるように、、

 身体が欠けていくことだけが必要だ、

 欠けて、粘り気が出始める、

 そのような、運動のなかに、

 ひとりでに打ち、打っていく、

 あのねらねらとする、、

 袋のなかを いくつも打っていく・・・

<1338>

 一片の運動が居て、小さな空洞を選み、 反響体のなかを生き急いで過ぎようとした、、

 水滴がいる、

 どうしたって、どうしたってそれは、身体に上手く映っているように見えて、、

 私は小さなほらにいる、

 ほらは上手く呼吸をした、、

 もっとも静かに呼吸をしようとした、、

 

 水があって、ただ波を打っていることで、、

 それは、ウんで、

 どうにも抜けてゆく、、行方が知れない、

 なにかはっきりしようとして、そうもゆかない、

 そうもゆかない、

 

 もっともそうだ、、

 あなたはそこで反響していた、

 呼吸を打っていた、、

 そうして静かに紛るようにしていた、

 

 からの音、

 は、はたして、私はここまでさびしくなることができる、

 と、それは誰が立てたものであろうか、、

 まったく、上手く紛るようになにかぼやけるように見つめる、、

 私はなにも分かるとは思わないまま、、小さなうろの身体へ、少し接近しようとしていた、、

 しばらくすると、身体はどこか、接近を夢だとおもうような‐なんのきない道に出る、

 すっかり‐瞬間に変わるようなことはせないで、、

 どこかでまったく別の物事のなかえ身体は流れてきている、、

 反響に静かに浸かりながら、、

 私は居た、、

 むくむくとのびてゆくものもいた、

 粘性が生まれていた、、

 濃さ、、を言っていた、

 

 それでも、どこか、、

 香りから抜けたもの、

 へこみになって、、

 全然忘れた身体になって、居る、、

 それの、そばへいるというのは大変なことだ、、

 ひろがろうとする、、

 身を、弾き、ひろがろうとする、、

 その、そばへ、身体を付けて、、

 なにか隔たった通路に別の人として立っている、などということは、

 少し、困難なことのように見受けられる、、

 それにもかかわらず、

 陽のなかへ転がり、

 途方もなく膨らんでくると、、

 歓喜以外ではいられない、、

 もう、削り上げようとして、磨き上げようとして、

 けして、くぎるのでないことが、、

 奔放に濃くなってきている、

<1337>

 お前は倦怠していた お前は溌剌としていた

 少し とどまる、

 なにか分かれるきっかけが必要だ、、

 少し過剰なほどの嬉しさ、

 寝ている必要があった、

 ふやけている必要があった、、

 

 時刻が小さな身体のなかに沈んでゆくように見えた、が、

 なにげなく掴んだとして、

 なにかあけらかんとする、

 それは、ほらである、

 私もそのようにうろである、、

 ということをおもい、、なんとなく打ち解ける、、

 

 緊張が走っていないとおもうのは私だけであろうか、、

 いつまでもこのまま眠っていられる、、

 ただ少し渦の内側にいて、

 眠っておられる、、

 余分なアクションを落として、、

 ここに座っているだけのようで、

 

 いずれ香は消えていくに違いないが、、 

 身が落ちているのと、

 少しあおられてゆくこと、、

 少し華やいで、どうしようもないとおもうのと、

 少し確認すること、、

 しかたがないから、、 ちょっとこの時刻は粘度を濃くして、、

 周りの目には分からないようになる、、

 特別陽の中でもないが、

 少しあたたかさがそこまで無理にでも届いてきて、

 どうしようもないよな、などと、

 笑っているような気がする、

 

 いずれ香のような、、

 少し過去の内容でなく、過ごした態度が伝わり過ぎる、とでも言うような、、

 あんまり分かる、、

 なにがなくても、、

 そこへ、いくらもはまるということは、なにか、上手く風が吹いて、どうしようもないことだね、

 と、

 なにも、殺到せで、

 なにか、蓋がなされるようなこと、

 をそっくり避けて、、

 いて、

 

 遠方へきこえる、、

 どうしたって、

 それはくたびれてもいない、、

 そこだけ上手く彫り込んで、、

 抜けているの、

 そこへ、多分いくつも身振りを見て、

 はっされている、、

 音が変わっていない、、

 分かりやすく跳ねていること、

 音が変わっていない、、

<1336>

 あたしがうろを欲していたとでも言うように、、

 それの、なかに、、

 ちょっと、、

 からだがあると言うように、、

 響きたい、たいないに、

 ささやかな、

 

 少しうろのなかに馴染んでゆくとでも言うか、

 香りが、少し、削り出されてくると言うか、

 どう流れてゆくか、、

 反響音、文字を追う、反響音、、

 少し私なんか香に馴染んできたと言うような、

 ・・・

 

 おう、おゥィ、

 それから、

 無言のうろの、、

 もっとひんやりする、

 反響で生きていることの、

 その掛け合いが、

 ようし、よォシ、

 どう、どう、どう、、と、来る、、

 すごくからだが来ている、、

 きっと、鳴るもの、音を出さずに、する、

 する、する、

 身振りする、

 振るう、

 震える、、

 うろの、、なにか、液の香が、(時間が前後したら)

 あんまり黙って伝わってくるような、

 気持ちがする、うろだ、

 

 あたしはそう、列の、

 響きが列をなして、、

 ゆくようを、ゆくようをまた僅かな視力で追い、、

 うろのなかで一声を探す、

 少しずつ線をいれている人の目を、

 目を、いくらかそうっと覗き込む、、

 どんな‐か、からころ音を立てるだろ、う・・・

 覗く、、

 ・・・

 それはどう見ても巡るもののからだではあった、と、

 

 あなたが、しかし、いくらも削れてくる、、

 どこからか絶えない匂いが染み出してくるのを、、

 それも、削り、

 まあそうだ、と、限りない燃焼の形へ、帰ってくるのもそれは、そうだ、と、、

 少し響くよう、

 からだに一度も大袈裟なところがない、、

 音だけがぼうと真新しい響きで立っている、

 かすむ、だ、だ、色が、暗いト、トーンと、言う、、

 も、見ていないと、うろへ、少し視線を合わせるだけ、

 どこからか、僅か、削れてくるのを、

 黙って見ているよう、

 うろのなかを欲している人を、、

<1335>

 ぼちぼち電車が通るわけ

 そうすると、 何かを忘れたっていう気がする、

 一枚、二、まあ、なんか、めくれて、いたっていう気が、

 なにか呼気でもしょうか、なんて、

 まあ、そう言う、、

 

 渦なんて渦なんて、向く、向くんだけど向くんじゃないというか、

 あなたが次々に波立っちゃう、

 それはどこへ?

 時間のなかをゆくとは思えないんじゃないか、とか、

 なんとか言ってる、

 さあ、ね、ほら、分かれたり、

 あいだに声が鳴ったり、する、なんて、

 爆発とは別の線が走る

 爆発のなかだって走っちゃう、

 なんか居ちゃう、 ていう、

 ような、

 

 なにか満ちていて、っておもうような、 というより、ずっと縁の線には触れていて、

 溢れちゃうけど、溢れちゃうけど、

 え、え、みたいに、

 なんて言うかな、なんて、

 そっぽ向いて踊るんだっていうことで、そうさね、

 そっぽってどこだろうね、みたいなさ、

 そっぽ、 ちょっとどこ、みたいなね、

 それだって、踊ってて、分からないようだけれども、、

 なにか、 踊るということが、それが、浅かったり、

 その縁から溢れたがっていたり、、

 踊りの外へはみ出て死んだらあとはどうなるの、なんて、

 そっぽ向いてるからきいていなかったり、

 あ、 また風でめくれた、、

 そしたら踊りが逆回転だった、なんて、

 知らないけれども、

 

 ねえ、あたしの渦はどこ!

 うるさいなあ、そっぽ向いてな、

 まったく、方向が好きじゃしょうがねえなあ、なんて、

 踊りながら言わせていただくなんてね、そんで、

 うろのなかは少し熱しられているようで、

 

 べた浸かりもべた浸かりで、、

 もうふやけてふやけて、、

 これも、音なんだろうか、どうなんだろうか、 なんて、

 いくらもうろなんだから音が入って入って続いているはずなんです、

 それでも膜でもって閉じてね、

 さわがしくないようにしちゃう、というより、

 踊って踊って渦作って、

 それが静止画でしょ、なんていうね、

 ですから、姿、ありましょ‐近寄りましょ、

 触れていてふやけるから、、

 そっぽ、回転で、全部です、なんて、

 言いましょうよ、

 ディレイ、ディレイで、

 とろみましょうよ、ということで、

<1334>

 そのう、なんていうかな、居た、という、

 印、 などという、

 形、でした。

 どうも、へえ、なんだろう、やあ、混ざりて、

 ちょっと妙な おとなどを立てまして、ええ、ええ、

 液に、ね、だんだん‐液に、もう、そうなんか、 こぼれるというか、

 まわっているから(まわっているから)、、

 それあ日の中に居ますよ 、

 どこか行った‐楽しかった、などという、 線の上に居る、

 居るとも、なんて、、

 

 なにか、、 さわ、さわ、ト吹く、ね

 なにか、上手、 というか、

 めぐりかたが(めぐりかたが(めぐりかたが・・・、

 見える、

 やあ、ぼんやり、ちょっと嬉しいです‐楽しかった、なんて、

 言います、、

 なにか、もう、喋っているそばから、煙るみたいな、そんな声でした、

 なんて、言いますとも、なんて、

 

 のっぽ、のっぽ、 と、カーヴ、 線が、

 描く、

 かきました、、

 少しなつかしい気がする、

 なつかしい足場、 今‐粒が出来ているなんて、、

 なにか、最初、はじめの方から、そこは、遠くまで映っているような気がするから、なにか、分かる、なんて、

 言います、

 言っていますとも、

 

 私は、回っていました、

 それは分かりました、なんて、 元気が良い、

 そんな、いっぱいな日を、身体を、上手に過ごすことが出来ます、

 嬉しいのでした‐嬉しいです、なんて、、

 こう、明るみに居て、、

 もう、すっかり、、まわります、、

 軽くて、 ちょっとねば、ねばする 、 よ、

 よ、

 なんという、、 リズムが出ます、

 

 そこへ、、少し、引っかかったままで、

 どうしてここにいますでしょう、と、、

 声は途中から、どこまでも続くみたいで、、

 わあと思いました、など、わあと、

 そんな‐こんな日だ、、

 印象でした、

 ずっとここはまじわってゆくだろうと思いました‐良かったです。

 なにか、ずっとまじわっているので、、

 粘る仕草がずっと生まれているので、、

 液も、 不思議になって、

 少し覗きました、、

 見える、 ということがあって、それ以外は、分かりませんでした、

 なんという、感覚がありました、