2019-01-24から1日間の記事一覧

<827>「汽車が見える日へ」

たれかしらかざす声の下(シタ)へひとも知れず潜りこんでいる、その、軽やかな立ち方。 あたしは何に於いて・・・。 ひとくちのパン。記憶のなかに浮かぶ船。照明は等しく揺れている。 電車のアナウンス。風景は行き先を匂う。語らいのなかの唸りをゆく。ひ…