2019-05-02から1日間の記事一覧

<932>「声をなにだ、の場所へ寄越して」

これがために、僅かの迷いなく、剥かれてく。 日の浅く差し、かえって自らを意識しなければならないとき。 たれか結う たれか結う 小気味よく過去は揺れる。 線はなく 線はなく 左右を確かめ 戸惑いのもとにただの痕跡しか残らない。 なにだ、のない場所。わ…