2020-11-05から1日間の記事一覧

<1518>「業火にただの肌で触れて」

ごうごうという、業火に、ひとつの肌で、合一しているんですから、、 私は、肌垂れて、、 すぐさま、 ものを知る種になって、 じらじら、 じらじらと燃え盛るんですから、、 ものを知る種がそこかしこにばらまかれたままで、 いるのを、 ほつり、ほつり、 ほ…

<1517>「真中央に溜まる」

ちょうどまくうかんに、 生きているものなどたちが、 しんと息をひそめ しんから、地に伝い ずいと、ずいと水を吸い上げて、 おそらくは生きているのでしょうか わたしは、そこで、 そこをたたんと踏みやり 吸い上げた姿で、生きているのでしょうかと、 とい…