<665>「時間外の微笑み」

 まずいとか、まずくないを、ひと飛び超えた、無意味な、時間外の微笑み、得て得てとろけ間違いが、かたまらずひたひたとおのれの膨らみを語りかけてくる。憎らしい。何かが、気持ちという気持ちに馴れ馴れしく(慣れた?)触ってくる、ふざけているのだという気遣いに再び出会う。

 のだから・・・。かけらも考えていなかったことだけで内側と目論見本当かとそ言や、あれがない、これがないといちいち確かめても良いことがあった。確かめ、えなかったのなら不用意に跳躍、ちょっと、ちょっとも跳躍。

 まくらななかをうたぐりで満ちた呼吸で歩いてもらおうじゃないか。何故なら、あたいするものばかりを、集めたい訳ではないから、とにもかく、にも表明と、隣に並んでの丁寧なうなずきが、あくがれてバラバラ。悲鳴が、なんだ、退屈だと思っていながら出る、のはおかしいじゃないか・・・。

「ではあなたの準備を細かく見せてくださいよ」

と。