<718>「見たな、なんだ、くせに」

 垂れるか、しら・・・。片端から、した、ら、わた、しの、全てで、新しい。

 混ぜるか、しら・・・。内側から、呼ぶ、なら、きお、くの、彼方で、かぐわしい。

  くせに

 いつもの揺れが、たまたま鈍く、低く響いて、ゆうとおりの、外側で小さく振れるなら、景色のせい、ほども、なにも、なく、なる。

  期待は健康的に薄くなる

 誰がそびれたか。それが、し、そびれた人の表情か。

「明けるまで映せよ」

 遠い・・・。人が、物に挟まって、幾度も浮かびたち、捉えたことは、遠い。一度話に出た場所の、純粋な遠さ。疑わない近さ。

  かけらに声をかけた。

「果てしない?」

そう、かけらに声をかけたから。ただ集まってちゃいかんのです。どうりで物事を動かそうとだけ考えて、またその通りに動く。近頃、明確な不具合が見当たらなくなって、全てが細かい(呼吸を除いて)。全てが細かくなっているいや呼吸を除いて。

  見たな

 なりに、出来るだけのなりと、なにとはなしの、なにくわない。