<843>「六、過去」

 敏(びん)。ひとつぶ鳴いた。ユ、振るい、知られず、待ち、イ、見し、青(あお)。

 正常線の呟き、環状びより。入(にゅう)と得(え)、入り違い、ひといろの来(コ)し、ひといろの陳列。ゴソゴソとする、ノ、ばら、ばら、ばら。道知(どうち)、ど、儀礼。

 折り込み、喉、ジ、溝(みぞ)。溝(みぞ)ゆ、ワンフレーズ。いちばの喧騒。ガジガジと音のす、そのもっと前の日、響(ひび)たいのマ、ひと巡りすの、冗長美、角(かど)の明かり。

 いくばくの手のひら、火(ビ)、隙間持(ジ)の不可思議、ポップは熱、食べ合い、ひら、べったり、味(ミ)、やだい。記(キ)と視(ミ)のあいだに、シ、乾いた、なまの手、あぶら高さまだら間(マ)。

 検、検、ジ、トウゥ・・・。得(う)るし日のやさしい、ラ、混ず彼方(あなた)の幽(ゆう)、過度、それ知らざれ得(エ)、麻(マ)、みだい。

 楽楽(らくらく)、ム、良し、こぞう。ど、のう儀、無題、可、カ、熱、どう、触れた、ばら、ミ、ばら。

 有(ユウ)と自(ジ)。ありて、意、動作。呼吸、どの、バレる。溝かなきか、ただ、訪問。

 六。過去、表情領土。通せんぼ、身垂(みだ)らしみ、ル、機会。氷土(ひょうど)意味に飾る、一抹の、コンタクト。それらしさに芯、食い込みの匂い、まだら的。

 ばやい、見方、とどのこおり、訳(わけ)。指を、為、かずし、まず、重ね、やい、微量、ウのウ。

 ひびりたし、イ、だく、無(ム)、無(ム)、たれ。