<952>「森は未来、森は皺をつくる、」

 さらうさらうさらう、さ。

 ものはものはものは、み。

 言(こと)と言(こと)と言(こと)と、ぎ。

 ひらたい、、

 いと、、、

 また会いました、

 また会えましたね、、

 うるささはまた明るさもまた、

 ただ、、ただのひとつ、

 ことけ、、

 たれたれはたれ、たれのことけ、、?

 つめたい、、

 粒はしあわせ、

 ひらきました、

 またひらかれました、、

 燃ゆる過ぐる燃ゆる過ぐる、、

 うばい、、

 うぶ、、

 ただ肌の中、

 あなたたちの過ぐ

 そば、

 森は未来、

 森は皺をつくる、、

 あたらしいおと、

 日々の始まらなさ、

 のぺっ

 ぴたっ

 さらさらとさら、さらさらとさら、

 ひりひりとひり、ひりひりとひり、

 足はままで走る、足はままで走る、

 ふたりづれ、、

 限りのなさ、

 ゆふずみのダンス、

 招ばいうちひそめた声、、

 駆ける、

 草は手のひら、

 粘たく、

 知るひとりの叫喚、、

 ものは遅し、

 苦み、

 膨れ、

 結実は陽(ヒ)を浴びる、

 やさしい歌、

 それぞれは光、

 それぞれは棲む、、

 視線、

 存在は黒、、

 あたたかい、

 ヒがくるくると、

 わめてもそとはめまい、

 うちは萌芽、、

 黙したすえのひとのび、、