<1023>「太陽光線は照れている」

 感激やぃな、感激やぃな、

 と、頻りにくちぶるふるえ、

 よィ、よィ、と、、

 からとした色(いろ)のまとまりを、その押し寄せ、

 まるで心地の良い押し寄せとともにくつろぐ、

 ひんやりとした意識に、

 ゆぅくりゆくりと染(そ)みてく、ひとつのなまあたたかさ、

 ひょいとしらぬ場(バ)へ、あるいは前から知っていた場所かしら?、、へ、放り出され、

 うれい、のち、楽しい、

 そのたびごと泡となりくちぶるからこぼる、、

 やらかい層に触(ふ)れている、

 あたらに歩むそばから、、

 その影を連れぃだしてくる、

 くるる、くるくる、

 今日び、こんにちの言(こと)はふわりと風に浮いた、

 太陽光線はどこか照れている、、

 そは懐かしい香りに触(ふ)るることあたうて、

 惑いのきみ、

 しらん しらんと、しかしだね、

 わずかながらに身体(からだ)つと持ち上がるるような心地のなか、

 あァはい、

 おそらくあたしの眠りはここにありました、、

 と、ぼんやりとした、ただの陽気さでこたえる・・・