<1046>「呼吸の長さ」

 はあ、、なるほど、と、

 思わずひとりで頷いていた、

 そうか、そうか、、そうだったのか、

 たまに駆ける、、

 短い歩幅で、軽く時間をこえていて、、

 わずかに 増えてくと 風で、

 流れ 流れて 瞳と、たしかに逸れて、、

 ぼんやりして、、

 今 少し

 少し、

 呼吸が増えた気がした、、

 おそらく あるいは長らく息を詰め、、

 たまに駆けてゆく、、

 ああ、ああ、そうだったのか、

 また 大胆な それでいて 涼しい確信と、からかう声、

 そうか、そうか、これからはどこだ

 あるいは笑み あるいは憎たらしさと あるいは素足

 ひとことふたこと全てが上手く染(し)みてくそばで、

 なぜだろうまた改めて色(イロ)が分からなくなる、

 あァそうか、あァそうか、あァそうなんか、

 ひとり座る、

 また駆けている、、

 駆けるほどに長くなる

 鮮やかなるあの呼吸もまたたしかに長くなっている・・・