<1087>「目新しい日の言語」

 のき、あふれ

 あおぎ、はりつく

 それも鮮明に、、

 音(おと)もなくのびるイメージの隙間々々に、

 風に沿い、まわって

 目新しい言語として

 ひそかに走っている、

 まわす まわす

 まだかく曖昧な身振りのなかえ、

 一度となく、となく、ながら、求め、進み、

 ふかしている、、

 色濃く、色濃く、

 まだはやく、はやく、

 あるいは、巡ってしまったばっかりに、訳が分からなくなり、、

 ひとりで鮮やかになっていたところで。

 見、まみれる、

 全き視界の窓を、、

 あとを、振り返りを、、

 長くも澄んでいた時日を、

 色(イロ)を

 ただまたいまになって眺むもの、ものよ、

 かわり、、

 あたる