<1227>「青い身体が散る」

 して、逆流にまかれてほがらかな一日に刺さる、、

 逆流にまかれてほがらかな一日に通う、、

 そのまま、青い呼吸を取り入れて、

 通う、ただの青い日、

 青い日の身体が静かな音を立てて散ってゆきます、

 それはもう尋常の身振りで、幾方へ幾方へ幾方へ、、

 それはもうおそろしく、

 生きていてしまうということも、

 なんでか、ここでは生きていてしまうということはそのままおそろしいことでした、、

 いやはや、おそろしいことでした、、

 未分割の、ただの香りに、

 散じ、青い方へ散っていく、

 そぶり、

 そぶり、とう、とう、とうという響きがきこえてきました、、

 あなたの身のままなにか、青い日に映るのが分かり、

 そのまま幾方へ幾方へ幾方へ、

 青、青、青の、

 あれは自在の呼吸法でもって、

 自在に取りいれられ、、

 すみやかに進み、すみやかに染(シ)みて、

 すみやかなそぶり、

 ほっと息をつくのが見えている、、

 当たり前にシみていました、

 

 もう極大の日はよしましょう、

 わたしはもうとうとう青い意識を持って僅かにさわぎを残しているのです、

 それで歩の、

 裏の、裏の、裏の、裏で、、

 あまりにもしずくが光っており、

 光線のなかに流れ、

 破る、破る、

 到底見えないもののなかで、

 遊びを、渦を巻いていて、、

 誕生したままに巻いていて、、

 点を示さないものの、

 青色の衣服のささやく映像、

 とんだ回転の一日、

 

 一日、一日、

 私は眼差しとともに遠い時日へ来ていました、、

 遠い時日へ来ていること、

 その香りの、

 あるいは青い滴の身振りに音もなく触れてゆくさま、

 ある感慨の外にある気分、

 踊っていて、踊っていて、

 あるいは、踊っていて、

 有限の、

 あお明かりが静かに音を立てうること、

 見つめ、見つめ、

 ほうとした、身体のあらわれを、

 ここにあくまで描出してきている、

 こと、こと、見えるさまにながれる、

 ひとが青い日を流れてゆき、

 当たり前に散らし、散らし、散らしかけている・・・