<1232>「無音の日、身体の季節」

 明らかにするところではないから、

 ものは皆舞台の後ろに隠れて、、

 靴で踏んでもらってもよいものとする、

 そうして出て、音とする、音としてして、すれて混じれてき、

 長い道なりに身体ごと置かれてき、

 置かれてきた、

 こんなところへは来ていないような気がする、、

 こんなところへ身体の季節があるとも思われない、

 線上で、まったくひとつの粒で、 行き方を知らない、、

 

 全く無音の日に立つ、、

 全く静かなものだ。

 こうした空間に誰の気持ちで、、

 一度に立つ、

 オオソウドウも無音だ、

 ひっかかり、、

 ・・・、・・・、、

 招ばう。嘘かもしれない、、

 した日に、は、そうだ、こうした喜び(マッタクオトガセナイケドモ)、は、

 誰も知っていなくともよいものだ、

 放り出されてなお無感動の不思議のなかにいる、、

 ただ回す、

 音がせないけれども、

 じ・・・、、じ、・・・見ぃ、

 遠くでオオソウドウが続いていて、駆けていることなどがだんだんに分かってきた。

 おおう、、そして、おおわれたあとのことを、、

 そのままでせない音の中心目掛け、

 感慨を綺麗に洗い、ふいてしまうと、、

 全く無量の日に出ている、、

 照り映えてはてしのない時日を含んでしまうようだ、

 誰教(オシ)うのでないけれども、、

 その時、音がない、

 あなたはこうして無音の時日にひっそりと隠れて立っていますか、

 どうしますか、、

 あらかたの回転、、

 道を歌ってゆくものがあると思う、、

 すっかり、洗い、落として、、

 裏側へ流る、

 この表面へ削れていくもの、

 表面、削れて、、

 はらはらと音もなく落ちること、、

 ずっと、静かに形を保っていますね、

 流れていますね、、

 そうして響きはかたい肌に触れて誰のものか分からなくなる、

 渾身はよく触れている、、

 置き去りになる、

 肌は、無音の日を通している、、

 和やかな気体、、

 晴れて、晴れて、、

 線上で吸い、

 色のかかった風景をぼやけて移り、、

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