ああもう緑の時節、、
緑、、テ、
いまやもう、充溢を指していまや踊る、
ここ、それ、沈むジニチに、
一切が、華やいだあと、、
そうして、むせかえった、、充溢、満載が、
めまえで、僅かに踊っている、、
ほぅ、ほぅ、と、息と、方々からあらわれる吐、、息、と、
全くの朝、その素肌が、
全く一心に緑を生んでいる、、
明らかに上回ってゆく、
余剰してゆくこと、
そこ、ここに、緑に上回られたままで、立つ、、
歩行にはそれしかない、、
ただその充溢のケを呼吸してゆくしか、、
そのほかに方途がない、、
そのほかになんら嗅いでおるべきものものもなく、
揺れ動くの、
たれが、、
一切の呼気をもって、、
道を、、道を揺れてゆくの、、
それが方途であり、、
集合する、、
おのおののほぅけたキ、を持ち合わせながら、、
キ、 の境でただ揺れている、
ただ一途の呼気を常にはらんでいる、
それが、
ただ、むっとしたジニチの小さな一片の姿であり、、
順次シみだしてくる、、
わたしがだらんと垂らしていた手にも分かるようにそれは、
順次、もうただシみだしてくる、、
それは掬ってまた回転のなかえ、、
このはっきりとした顔を持つ、また緑のジニチのなかえ、、
また潜ってゆく、、
また順次刻み込まれてくる、、
香を伴った、
はっきりと表情を伴った、
ひとつのジニチの声として、
はかれた途中からためらいたれてゆく肉声として、
それは、方途にそのままでたれてゆく、、
液体の香に、ジニチに、僅かな仕草‐表情に、
接近したもの(香と)、
この、ここ、あからさまな表情によって、、
あるいは緩やかな時刻によって、、
はなはだしかった色のたれる道筋は、
順次ひらけ、
順次空間へ、おもいおもいの方途で緩やかにほどけてゆくような感触をもった、、
その、一番初めの時刻に、、
静かな驚きでもって、、
声を入れ込む姿、を