<1307>

 あたまに湿り気がきて、、

 あらゆるものは波をうって、 見て、、

 文字の跡、・・・

 文字のあとさきを揺れる、、

 ぼうと打つ数、

 刻み、刻み、音立て始めた、、

 まくらの道にひとりだけの速度をもって、、

 身体も、そばで、絡みはじめる・・・、

 その涼しい景色にひろいおと、

 あくまで慎重な音させはじめた・・・、

 

 流れる先を、 湿る先を、

 私はひとり回転する先を見つめていく、

 あらゆる質感が、

 肌の名前のような確かさが、

 それはひろいところへひたしきっていくような、

 

 あたしが、何か、小さい穴へ、ぼうやり、ぼうやりと、揺れながら、はまりこんで、

 何か、ひとつ鈍い音を、

 鈍の姿を、、

 この湿り気のなかにただたらたらと吐き出してゆく、

 そのことがまた、鈍、をひろげる、

 ぼうやりと鳴るからだ、

 どこまでも続き、

 ただの小さな底へ、底から、

 身体の微妙な違いが、

 違いからくる軽やかさが、

 のびてく、のびてく、

 のびてく、線を、あなたの線を、ふと見出して、