<1348>「繁茂、量」

 そこに いて、 まず、 あまりにも多量、それと、 目が合い、

 あなたは本当に線の集まりなんですか、 どうなんですか、、と、

 それは、もう、僅かな、ほとんど見えない仕草で問われている、

 から、

 もう、

 繁茂、繁茂と、

 唖然とする・・・

 もう、、後ろから蹴倒されるような、

 湧き、そばから湧き、湧き、

 とうに見えなくなったところへ出て、、

 ひとつのただかすれたいだけかすれた言葉のサカり、

 

 放題のなかにいた、

 これと、身の中に、幾つかの等しさを落としてゆくと、

 また明るみに出た

 呆れた、、

 こんなものはもうぐじゃぐじゃと、、

 豊富な香を含みつつ、、

 一歩‐一歩とよろけてゆくのじゃないかなあ、

 なんて、

 細かい粉になって声を出している、、

 それが、 どうやら繁茂を跳ね返すのでもなく、

 あとで何かを助長するのでもないようで、、

 なんだろうな、一片は一片のままでこのように握られていると言えますか、

 言えば言えるでしょう、欲望と、

 繁茂‐また繁茂で奥の方へ追いやられて、

 一種ポ・・・かん、とするなら、

 その言葉が、 勢いもそこそこに、 ソッカにただ垂れるようにして、、

 ひとつのどろどろとした足場へ、 すっかり収まるんですからね、

 なんて、、ちょっとポ、、としたなかに笑み、嬉しさ、、

 

 肌はなにも‐ええ‐繁茂を見知ったとしても、、

 少しずつ剥がれる前の表情、少しずつ私を外にするだけだとは思いますけれども、

 そのような香が剥がれて順に憧れてゆく精神、

 動力、

 ひきのばしているものも、

 あられる、、

 目まえにただ慌て方も丁寧に散じ、残りも拭い去ったような姿である、おひとり、、

 あたしはていねいにかむりをそこへ差し出す、、

 繁茂してくるから、、

 ひとつの‐覆いの夢を見ているから、

 出しましょう、、

 芽、 芽などは、いまや、違う夢をあてて、、

 なかなかどうも小さな一片以上をかきましたその手振りで、

 音もせない ど真んまなかへいる、

 なんて・・・、

 色があってもぞもぞと困惑するような、

 そのさなかへ、、

 身体が身体を追い越してゆくような、、

 動力が、、

 駆け‐重なり続ける量が、、

 いくつかの目をそのままで抜け出る、、