<1362>「少し後れて青さに立つ」

 青い日に少し後れて・・・

 ずっと底のほう、

 とけて縮小して、

 あたまのなかを静かによぎる方途、、

 に対して、、

 まっすぐ

 全体上手く進む、

 いつも眼差し、予定するより青く、、

 底のほうの動き方、

 

 少し過剰に巻き上がると、、

 私はステップを忘れる、、

 上手く、忘れて、温度の上がった、白い空隙に、

 こだわりもなく居る、、

 経過する時間のなかに古びた文字を持っていてなるたけ上手く見えるように置くこと、、

 少し新しい青さ、に立っている、

 

 前に聴いた、

 それで、

 上手く払ったから、、

 聴いたこと、が僅かずつそこかしこに垂れて、上手く残っていたのだと思う、、

 見ている時間、、

 上手く影響を受けたせい、

 そのためか、際限なく、

 空隙が見える、 空隙が、

 誰彼になく、、どうしても、被さってきていて、、

 私は、呼気を持っていて、

 持っているには違いないが、

 通路を変えよう、、

 出来るものなら上手く巡らすように、、

 

 だから、、

 少し前の方に、聴き始めた、

 それも少しの量ではあったが、、

 いつという、見留める、

 上手く、、

 身体をまるめこむように、、

 

 そこに小さく火の立つ空隙を作っている人、

 めっぽう黙り込んで、、

 破片もなにも、

 ただ、がらんとした内部に、、

 上手く光線が入り、、

 入ったことも、忘れてしまえるように、、

 少しだけ、僅かだけ、

 立ち上げて燃えさす人、、

 立ち上がりながら、、

 声のより後れて、、

 後方へ、

 ひろい場所を巡る、

 どこへ通じてきたか、、

 それも、、立ち上がった火のまわりで、

 箇所々々ごとに光が入る・・・