<1371>「身体のいちばん外側の風」

 ああ、そうと、身体が置かれている部屋で、ひとり、

 急に別の時間に立っているような気持ちで、、

 しばらく居た、、

 

 あれが、円、転回するのを見ている、、

 いまだ、止まぬ、、

 平静の顔、、

 外景が、、とても澄ましている、、

 少しずつその粒が渡るようで、

 流れ続けて居た、、

 

 捉えられた、、ひとつの態、、

 感興が、等しく緩やかに色を変え、、

 静かに身動きと混じりながら、、

 ・・・

 身体を回そう、

 常時移していく、

 同じ陽を受けていると言うのに、

 

 小さな空洞のなかにいて、

 いちいちの、水が含まれて、

 膨らんでくる、、

 膨張にしっかり緊張しているとき、、

 それでも動いている、、

 私が手を加える、

 かきまして、、

 一帯がおもむろに曇り出すとき、、

 より粘度の上がり、、

 はじこうはじこうとする運動がスローモーで、

 身体に貼り付き、

 

 一番外側の、

 音に、音が重なって、、

 運動が積み込まれてもち上がったところでは、

 静かにしているよりほかに手がない、、

 その澄んでいるところを渡り、、

 また含んだ、、

 勢い物が含まれた、、

 

 ごつりと、部屋の端の方、そこで、

 勢い現れた交流が次第に流れてゆくところを、

 違う感慨とともに

 違う想起とともに、、

 ほうと立ち眺めている、

 私は、、

 

 あれで、いくらかでも含み方が違ってき、

 誰なのか、外側なのか、

 お互い静かな面だけがゆっくりと近づき、

 合わさる、

 無呼吸を、、

 あれがまた乱流し、、

 少し身体が違ってきた、、

 誰なのか、

 なんぞというとまた小さく跳ね起きる、、

 違う表面に移っていたはずの物事を、