今となって、間際まで、、
いくつも出て来、、
次々に重なってはじけ、、
それを吸う、、
それを初めて味わう人のように無感動に、
吸う、、
これがどこへはいってどこへ抜けるのかしらも知らない、
あたしになって、間際まで、、
数限りなく出て来、、
過ぎてよく見え続く泡のようになったこと、、
その稀有な時間に、、
いっぱい吸う人々の一人として、、
いて、
隅から隅まであたしを吸い込んだ騒ぎ、、
破片のひとつ、、
破片のふたつがいずれも過去の日であることを、、
なだらかな速度で言う、
間際まで、、間際まで、
あたしになって集めて、
ふと投げる心地、、
なにという前触れもないままじねんとそこへ放られていく心地、
心地のなかへ、、
また言のかたまりになって、
間際まで、、
流ろう、少し流ろう、
そのままで、流ろうとしようよ、、
もう、、破片もあたしになって、、
出て来る、
あたしも間際も、、
ちょっとした空気のなかに、、
身体を連続的に分け与えていきながら、、
また他の空気へ、、
また他の人を残して、、
視線の絶えることのないその見事な、無音の破片粒を残して、、
そこから空気を抜けて、、
放られた身体の音のなかに続いて、、
あたしのと間際まで、、
間際まで来て、、
瞬間の声を出だす、、その形を、
どこまでも長く長く記憶して、、
あたしのや、そうでないのや、、
巻き上がる人々を吸い、、
破片を吸い、、
無音でなかに渦を巻いて、、
投げかけること、、
投げかける仕草、
語りが破片のなかに僅かな模様を、、
その色の移り、、
にじんでいき、、遠くで見られるように、、
また別の身体としてひらくように、、
そこで、