<1434>「今に生きた騒ぎが剥がれて」

 その剥がれかけた騒ぎから、、

 私は伝って、、

 私はそのまま少しだけとけてそこを伝って、、

 しんと黙り返った通路を、、

 点滅しながら生きている通路を、、

 いくらか剥がれたままで見ていたのだ、、

 

 そこへ呼吸から、、

 いまのところへ、突拍子もない組み組みで、、

 豊富に垂れてくる流れを、、受けて、、

 ちょっとこの騒がしい通路、

 騒がしいばかりで、ひとつも語りかけない通路の真ん中へ、

 ひとりの日をやっている、、

 何かこの点を見つけた、、

 点を見留めると、さかのぼって、、

 それが何であるかが、じねん分かって来た、

 

 あたしはこの呼吸に集中したんだ、、

 何故かは分からないけれども、、

 各々の、生きた騒ぎが、

 それぞれのとけかたで、、ここへ、

 ここは、生きている場所として、、あまりにも多かった、、

 そしてただに黙っている、、

 

 あたしは、呼吸を置いて、、

 ひとつの景が、、どうして、ここへ、はられて、

 そのままどうも言えなく、

 あたしは、・・・、

 響きがいくつも伝う、

 伝わって、

 身体がぼやぼや、ぼやぼやと、

 どうにも、、

 ひとつ、

 

 その繰り返された騒ぎから、、

 あたしはいくつも垂れて、

 つかった、、

 また私はいくらかの揺れで、

 この時刻をまともに受けていた、

 まともに受けている日とそのにぶく鳴るそれぞれと、

 いて、

 つかっている、

 

 今にひろい肌が、、

 剥がれて、剥がれて、、隠れたうたいが、、

 ここに騒ぎのなかでともに舞って、舞ってくれる、、

 それを知って、、

 それを受けて肌のなかで騒いで、

 騒いだまま、、その道の真ん中を、、

 少し剥がれた目で見つめる、

 見つめているいくつもの肌の中で、

 うたって、、

 少し外に出てはたちまちに消えるだけの量で、

 量をうたって、

 身体がまた少し騒いで、黙って剥がれる、、

 それから、、