<1481>「溜まる、生まれる」

 すがたかたちも当たる、、

 今 かんからかんからとはらわれて、

 すがたかたちも当たる、

 目をアいて、

 騒々しく、、

 めま、 ぐるしくまわっていながら、、

 そうぞうしく、、

 改めてまた肌の辺り、、

 静かな声に接地し、、

 揺らぐ揺らぐ、、

 心地良く、多方面、

 多方途、、

 限りがなく、、

 私はどうと増え溢れていく、、

 

 あの点の辺りに、言葉を刷き、

 今かんから、かんからとままで肌へ、

 黙って接地し、、

 うたぐりも、、乾燥した手さばきもどこか遠方へ去り、、

 ほろ、ほろ、 と、なにがなく、鳴っていた、、

 だからかだ、

 そう言うと、、まいちもんじ、、かたくあった線が、、

 非常にほぐれ、、

 私を巻く、、

 巻いて、、どうしたって見事に、伝って来たって、、

 そこへ言った、、

 まだ、、だだらだだらと溜まって、、

 あちこちへ、、

 ミリで、ミリからで、、垂れて来い、、

 そうやって、、

 ひとつ、

 言葉のなかに乾燥らしきものはなかった、、

 

 まいちもんじ、、ましょうめで、

 いりいりと盛り上がる、、

 盛り上がる辺りへ、、

 その身体を、

 まったく激しく置き放っているようで、、

 いた、、

 その顔のましょうめに、、

 いくつもの粒め、華やぎめが、、

 集い集い(集い集い)、、

 盛んに跳ね立て(跳ね立て跳ね立て)、、

 私は線を引いて、、

 まったく下方へ、、

 熱が高さに止まったまま、

 まったくそのまま、下方へ、、

 いわば道をあないする、

 それに応え、参列し、、

 いまここから下方へ、、

 だんだらだだだと溜まり、、

 ほう、ほう、と声を立て、、

 それが肌の内側へ入り、

 伝って、、

 なだれこむようにして生まれる、、

 あ、生まれる、、