そこへ掛けなさい、
あたしが声をするのをきいて、そこへ掛けたら良い、、
伝って、伝って、そのうちに、、
ヒが当たり、、
ヒの溜まり、
身の、こぼれてくるしかた、、
を、まったくおさない仕草で見つめていたころから、
あなたの確証はそこにあって、、
あなたのヒはそこを上手く燃していた、ということを、、
くちのはいっぱいにして、、
ただ伝って、、お願いなのだから、、
その向こうへ、、
その向こうへ身体ごと、、
ああそうか、ヒがはいって、、
その向こう、遠くから、、
穏やかに言いを渡している、、
まはだかになり、、
まはだかになり肌を合わせ、、
諸々を、空気のよぎるところ、
さっとう、、生き返るのに、このヒが漏れ出てくるところに、、
まはだかで、、まともに呼吸を始めるのに、、
私は向かっていて、、
何か静かな汗をかいた、、
人と人のあいだを伝っていくのが分からなかった、とでも、
ひとつ言いたげな、、
ひとつ身体であらはしたげなところに、
静かな汗はごく簡潔に流れていった、、
地面のひやかさ、かたく、少し粘で、できあがっているところをすいすいとうつる、、
すいとすいとこのままの形を、、
粘じ、まはだかのその中央へ、
すみやかに渡してゆくところを見つめなさい、、
はれいばれとした気でたらりと道をさわり、、
そうだ、と、なに、道のただたらりとめまえに、あらわれる、
あらわれるところへ手を付けて、、
なにがな、これは、、
気をここへ渡したままなのだろうか、、
さりぎわ、、
満開の言葉を残して、、
あたしは、一歩、一歩が、ちょうどその粘に、触れて、触れてと続くのがこれまでも、これからも感じられる、、
その呼吸をどうしたって感得していて、
見れば、見るほど、その向こうへ、、
身体をゆるやかにうたいながら、諸方へ、、
外に伝おうとすることを、、
粘と、粉のうごきを、またそこで静かに見た、、
あたしが一様の歩を、と、
かんがえたときには、もう違う香が、
違ううたいを、、
この延長された先へ続けている、、
それがなに、快調音の、
姿を見せて、、
ここにすみやかに渡って来、、
汗やなにかが尋常にあらわれたままになっている、、