<1527>「隙間から、火の、生活姿は」

 身体をはたくおとが順次回転する、、

 内側へ、もっと、ほとんど内側へ、おりて、、

 まいていされ、、

 この身の中心線も何もかもそこへ、まきついて、、

 おおびらにそのなかみをあらわせ、

 なに、あらわせといって、、今、めまえに見えていても、

 その余のことからまだもエネルギイが垂れてくる、、

 エネルギイが垂れてくる隙間を与えた、諸々の生活、、

 諸々の響き、生活姿、、

 (あ、向こうから、まったく垂れたいだけに垂れてくるものもののいちいちが見つかって、、こちらへ染み込んでくる)、、

 今一緒んなっていまいちまちゅうおうを見つめるけれど、

 どんなうたいをするのだろうか、、

 一向に、というより、、まったく無振動で、、

 この場へいくつもの姿をわたしてくれる、、

 

 そのとおりにあたくしの行動は呼吸した、、

 行動のさなかにあって呼吸法を上手く仕組み染み込ませたものの姿というものは一体何であろうか、、

 振動したんだ、、

 だれの手、か言葉か、軽やかな態度であったかは分からないままに、、

 ちょっとこの方法の先で揺れていたんだなというのが分かる、、

 等しくこのなかで、乱舞しているよ、それが、唯一確実な生き方だとどの角度にも分からせられるように、、

 揺れているんだよ、

 なにだ、揺れていたのか、、

 そんなところが、、妙に、分かったり、分からなかったりした、、

 あたくしはその揺れの描く線の興味というものにそって、、

 なにかと、生活をしているらしい、、

 生活の旗をなんだかごくシンプルに、あげているらしい、、

 

 まったく、どうして、自分の、身体が、その時、その時ごとに、ぷちぷちと、はじけて、、

 その、勢いで、、

 ここに水が次々に流れ込んで溢れていることへの眼差し、、

 (はあはあ、もっとよく、見てきてごらんと言われて、もっとよく、覗き込んだら、なるほど、隙間から、だだらと、エネルギイが垂れていた)、

 (よく見つけたね)、

 そんなものに大層な隙間があってまったくもって嬉しいのじゃないか、、

 なんだ、こうして、、火から生まれて、、ちょうど中空のとこらへんで、呼ばれて、、流れて、大仰な、響きを成す、、

 ちょうど隙間のところがわたくしの生活姿なんだ、、

 と、ひとことする、姿が、、

 上手くこの大気のなかに映るよね、

 その大気のなかに映った姿が、ときどきの火の加減によってぞろぞろ変わるんだ、、

 ぞろぞろ変わっているものを知りました、、

 わたくしは、ひとつという単位で、このことを知ったのでしょうか、

 どうも、風の向きにならって、いちまいいちまい、

 上手く吹き込んで、、

 この方途のなかに入ってきたように思える、、

 その私の、先端は、

 日に映えて、だらだら揺れている、、