<1563>「有限の時間の、肌の少し後ろ」

 いくつの端、身体、有限時間、有限表面の、

 さわだち、

 に、直接手をいれていた、

 は、(・・・はっ、)そこで、呼吸は、どえらいところ、

 呼吸は、渦になり、、

 いくつの端、絡めて、

 ここへ、出来上がってくるのだ、、

 どんなにだって、ここへ、出来上がって来るのだ、、

 あたしはそれにまっすぐとした姿勢でもって対している、、

 渦はうち振るえながら、

 こちらの方へさわだちの音を分けて来ながら、、

 まともに生活圏内へ騒ぎ上がって来る、、

 

 あ、いくつの端の、身体の通りに、、

 結びついたままの、記憶やら、なにやらが、

 ぞうぞうと続く、、

 駆けている日の続きの、それは、うたいあがっている、、

 何、遠方なのか、、

 どこへか、箱の中、まったくもって揺られたように、

 したままの姿は、、

 そこいらの、だだひろい道の、息を吐いているさまを、、

 どんなにして、、把握したのだろうか、、

 今では、明らかになり、

 今では、うち向かうところへ、、生きている、姿の、、

 うち向かいの踊り、、

 中心の火を通り、

 身体のなかで静かに、作り上げられてくれるもの、、

 そのものの姿のありようへ、

 直接に手をいれ、掬うのか、、

 なにが手にかかるのか、

 私は、立脚点、、うまく運び、、

 いくつ、いくつの端、上手く受けていたと思える、、

 

 そこに来て招ばうか、どれか、、

 あたしは、長い回転を持ち合わせていたには相違ないのだったが、、

 そのままで過ぎているには相違ないのだったが、、

 なおも生きようがありえて、、いた、、

 そのままの姿がどれか、、

 あたしは照りように姿を合わせていた、、

 徐々に、身体風景が湧き上がってくる、

 いくいくつもの方向に、身体風景が、、

 有限の、時間をざいと過ぎ去って、

 生じる、、

 揺れ込んでいる、、

 揺れながら前後に名のもののいくつかが振れて、、

 あたりまえに過ぎている、

 ひとつのあれるようす、、

 姿はかわいた風の中、、

 なにから来てなにから招ばう、、

 肌の表面の、かけ合わせ、、

 肌の表面の、時間の巻きつきかたを、、

 一緒になり、眺めている、

 眺めているところがあたりまえに知れてくると、、

 光られ、、

 あたしはいくいくつの息の中に浮かび始めているのでした、、