<1629>「流れの苦さ」

 端にまた余計に、私が座っている、、

 この人は、めちゃくちゃじゃないか、

 それは、ほうっておいていいこと、、

 と、おもわれた、、

 それが、今盛んに回転し出すのだから、それは、分からないことだよ、、

 足りないものとも言い、、

 回転、

 そこここに、苦さが含まれてゆくものとも見えて、、

 いる、、

 あたりまえの苦さに、手をはいりこませ、、

 常識的に、いる、、

 

 なにど、なにどと、あたりまえに増やして行くことの、、

 機会があって、、

 私は方向、苦さに当たりながら、、

 のびてくる、どこへも、、

 揺れて増えてゆきながら、、

 どこからも、増えてくる、、

 ひとまずは、おいていく、、

 からかぜに ただひとつ分の重量で、

 立ち、、

 そのまま苦さにうまくまぶれていく、、

 おい、おいそこのこ、、

 上手く通れ、、

 風のなかなにと伝い、、

 そこのなかへ通れ、、

 そこのなかをうまい分量で通るのだから、、

 渡してゆくもののそれぞれはうまく映るに違いないのだ、、

 ほう、そこの流れと、、

 どこを、当たると見えて、揺らぎ、、

 かなりよこざまに、、

 かなりふやかして、浮かして行きながら、、

 

 あ、なにと、なにと言いならわされる、表面、、

 表面に、ついて、渡っているのか、

 どれを知り、どれを持ち運んでくれようかしら、、

 姿をうまく面に合わせて、、

 一歩々々を辿ろうかしらと、

 その言の立ち表れてくる仕方、、盛り上がって、いた、

 あまり揺れているように見えて、

 どれをも、含んでいるとは思えないまま、、

 今のその、範囲に、、

 ひろがって、流れてきていた、、

 ものが、どうしたって、、ぶつかる、

 ぶつかりながら、集まって、、集まって、

 私はひとつの分量のしざま、、

 その軽げ、その運びのやらかさに、、

 静かな息、、

 静かな揺れあいを残していた、、

 残しているものがどこからどこにあるのか、、

 探ろうとして探れるものでもないのだろうと、

 言い、こちらからどちらへ、

 あたりまえに、線がのびてゆく、、

 その、運行の出来事に、、

 ひらべったく、乗られる、、