<1639>「塵のほだま、」

 囲うそれぞれの心地が、

 なにに、わたしに、いくらも、いくらも、当たっている、、

 ような、響きの、動き、、

 過ぎたら、過ぎたら、進むものと、きこえて、、

 なにか、囲ってくる、、

 どんなけ響きのこもるものをと、、

 ここへ明らかに渡されて、

 随分と、繋がって、くれていく、、

 あ、その通りに、ふるえているところに、、

 よく、よく、見える、、

 あれと、あらたにと、、見えて、、繋がる、、

 ものものが、ここへ、、

 どうにだってこぼれていく、

 私の、装いの、なかにも、、

 いくぶんか、いくぶんか、そう、、

 

 あ、道理で、このての時刻とともに火照るわけだ、、

 塵も浮く、

 塵も動く、、

 あたしはその姿のなかにまるまる含まれているようだったが、、

 どこから、どこへ、、渡して、進まる、、

 そのてあいの、、行方、、

 もう、ほだま、、揃い、いくつも、浮かび、、

 どうして、あたりまえにさわぐ、、

 塵よ、塵ともなに、ほだま、、

 塵のほだまに、風向く、さわぎを送る、、

 光景がありました、、

 なにといくつの様子をも、含んだ訳ではないのだけれど、、

 ここへ、ここへ、集まって来ました、、

 のよ、、

 と、ひとつぶ、ひとつぶの姿の集まり、、

 今に見えて、、

 今から転げ出るようにして、見えていた、、

 

 そしたらば、その先へ、、浮かんで、、

 身体の立てる仕方、、

 順次そのての勢いを含んでいく仕方に、、

 揺らぎ、あたりあたり、、

 一切を、通過していくところに、、ある、、

 このもののなかを、、行き、

 いちいちで、続いていくようにも、見えた、、

 あれ、なにようのさまをここへ膨らまし、

 全体で、過ごす、、

 そのいくつかのあたりにかむさっています、、

 いろいろとは言え、、

 順次かむさっていくものがここいらへつかまれ、、

 その姿のままで、過ぎていくのですから、、

 いまに、触れて、、それや、そのほかのもの、

 とも知られず、ここへ、ここへ、、

 順次つながってくる、、

 順次そのさまのなかに含まれてくるだろうことを、、

 続けて、続けて、、浮かび、、

 そこのてに触れたままになるのよ、

 いた、置いたまま、やがて、、

 全編が浮かんでくる、、

 その隙間に立っているだろうけれども・・・、