<1642>「燃焼の渡り」

 とびいでた姿の、、

 ものを、もとめ、さそい、

 あ、いくつかに見えていた、もの、

 が、ここへ、ありえているままに違いない、、

 どうにかこう、あわせ、重ね、、

 掴み、いくつかを、、手の中に、

 時間という、時間から、いくつもに、渡り、

 それはそれぞれ、まぶれて、、幾様に、

 そのまま、おしいだされて、、あんなに、、

 振るわれて、向かうとは、おもわないところだった、、

 

 じっと、時間のなかで、構えていると、、

 よそゆき、よそのまま、凝り固まり、、

 何かに向けておおいに力が入るように、

 それはいくつもなる、

 それはいくつもなり、それはいつも大袈裟である、

 と感じさせるものがあった、、

 とわたしかけるものものがあり、

 慎重に映し、、

 慎重に映しているうちに、ふっと笑いかける、、

 それだから、そのままで乗って、、

 複数の、仕方に乗って、

 

 これはあやういと、言い表されるところを、、

 まともに掴まえて、なにが、

 なにのことだかは、さっぱり分からないままに、

 ここへ過ぎ、ここへ歌って、、

 いながら、どんどんと過ぎ、、

 あつまって、身体ごと、燃焼さす、

 おおまじめの境に、、

 いくつもいくつも頻りに火が立っていて、、

 それぞれに見る、

 

 頻りにその姿のなかを見る、、

 あ、なに、いくつから含まれたの、

 どう、どうかしらん、、いくつから含まれたの、と、、

 並んで声を掛け、

 並んでうかんでゆく、

 子細が、掴めるようなことも、、

 ここにはないのであったか、

 いくらか、隅の方へ向かいながら、、

 いくらか、うたいを寄せて、、

 

 ほう、ほうと、、

 いちにんの、さまで、まま、動き、傾いてゆくのと、、

 かを、知らで、

 いくつもの姿を見たかと、、

 いえば、いうので、きいた、、

 がはがは、いくつも、きいた、、

 それらのもののなかに、集まって来ていて、、

 いくつもに、分かれて、過ごすと、、

 これは、この場所のなかに全部はあるはずだと、、

 続けざまに言うのを、なにかしら、と眺めてはいた、、

 それぞれが渡り合いながら、

 なにかと、いい、、いくつもに、

 伝わり、伝わり、、よろけていくまも、そこそこにありながら、、