<1647>「漏れて漏れて」

 いいえ、その、端を掴んだ、、

 いくつかが、知れない、端を、、

 おそらく間遠の、

 ふりかかってくる、呼吸を、少し、置いておく、、

 いっさいがそこの、端を、ひらいて、

 見てる、、

 あたしだってずっと見ている、

 それはそうかもしれないけれども、

 静かに、そっとして、、

 

 いくつか転がされながら、のことになったと思いますが、、

 いかがでしょう、いくつも渡って、

 それぞれを、

 万事心得の、危うい通し方で、、

 見ていますけれど、、

 あれはなにだな、ぼんやりした、、

 私が生きている中で、ぼんやりした、、

 そこへ向かいの、声を立てたり、

 覗いたり、なにやらが、して、、

 きこえてくるのに違いない、

 線が、集中して、、

 当たり前のように揺らいでくるに違いない、、

 のを、掴まえていました、

 それぞれの速度で、

 当たり前に集まりながら、きこえるんです、、

 ゆるく、ゆるく、、反応してゆく、

 いちにんの姿も、声も、あります、、

 ほうけて、立っています、

 まで、こころよく、見つめながら、

 増えて行く、増えて行く、、

 何ほどの通りかは分からず、軽々と、増えていく、

 その端にあって、号令をききました、、

 それらは、じんと響いて、きこえたあとも、、

 まだまだ揺れているものでしたから、、

 どうなるかは知れませんけども、

 いくつかは沸きました、、

 

 ところへ、静かに、来たのか、違うのか、いないのか、、

 分からぬほどの、それは装飾、、

 衣装の揺れのなかにおさまって、

 次々にこう、次々にこう、、

 風景を頼りに、見えたり、隠れたりしました、、

 あれ、続きをして、、

 ひどくその場に見えて、

 渡しました、渡しました、、

 集まっているだけどこか漏れ出だすほど熱を持ちましたよ、

 それから触っているのですか、、

 いいえ、いいえ、、集まれば、隠れてしまい、、

 むしろこちらの方から含まれてゆくような、ことですの、、

 と、

 道中に、長い声を掛けました、、

 そのしざまったら、、

 まあ、誰にも彼にも見てほしかった、、

 私は誘いました、、

 誘ったあとで、ほうけていました、、

 もう、踊って、、歩行のリズムが欲しくなっていたのです、、