<1648>「揺る、揺る、うつる」

 暗所から来る、

 響きの、遠さなど、そこから来る、、

 どうしても、渡って、

 そこから次々に、

 なにものを連れて来て、ここに着座したのか、、

 なにものを着て、そこへ過ごすのか、

 確かなことはなにも、言われないのであったが、、

 どこから、連れて、・・・、

 

 あたしは、まともに、指先から、つけていた、、

 いちいちが、その振動の、影響を受けて、

 こちらに、来る、、

 立っているだけ、

 増えていく、波の、物事に対して、ただに、

 かしこへ、立っているだけ、、

 その、触れを、飲む、、

 はらから、増えて、映る、揺れる、惑う、、

 あ、肌に当たった、、

 まともに当たって、その時間は、あとあとへ、、

 にわかに、表情を残して、どこまでも来たる、

 あ、さわがしくなってきたぞ、と、、

 ふたつのものに映るのを、

 静かに眺めていたところで、

 私は、割れて、、表面から、少し、さけてきたところを、

 言う、、

 それにつれて揺れる、増える、映る、、

 片側に生きた人たち、、

 片側に、丁寧な呼吸、

 あれ、どこぞから打たれて来たのだ、、

 それを、それを、、渡して、

 次から、次へ、、表面の姿、、

 そこで、舞います、姿、

 まともに巻き込んで、、それぞれ、、

 どこぞからなにぞ、

 それあり、て不思議に見、揺れる、増える、、

 ばたばたとした響きのさいちゅうとも見えます、

 ひとつの音の道、、

 

 あれば、あれで、暗所から、、

 そうとこちらを覗いて、漏れてくる、呼吸の、リズムですよね、、

 それはそう、それはそうと、、ここらへ、十分に、染みてくれればだな、と言い、十分に、、

 含まれた、粘り気、立っています、、

 揺るものの、なかにいて、立ち、ほうけているだけ、、

 それぞれを、底に、映して、立ち戻る、、立ち戻る、、

 姿が、近くに来ながら、続き、、

 それを、受けていて立つものの、横に、いつも、紛れています、、

 あ、誰だか、裸の、、

 となえの、なにだか、、様子を持って、通り過ぎるのの、、

 そばにいて、

 こちらへ姿を渡してきます、、

 あ、どう見え、揺り、咲く、分かれて行く、

 どれもの端に触れ、、

 触れたまま揺れるしざまの、

 そばにいて、、長い声をしました、、