<1651>「現出」

 ただに転げていることども、、

 ようよう続き、あちらこちらに、渡る、、

 もの、それぞれで、見えた、、

 それもそれぞれで渡り、知る、まのなか、、

 そこここ、よし、そこから出てきて、

 不安げな仕方、

 それぞれに含まれる、、

 まのなか、沈み込み、あらわれる、、

 

 なにをか、きき、確かめるなかに、

 ひとつひとつ、騒ぐの、、

 それどれを掴まえているのかは分からずに、、

 触れて、過ごすものと、見えた、、

 あてはなにとすれ、、

 そこここに、余計に、含まれているものと見えた、、

 一面に、当たり込み、、

 一面に、滑り出す、

 その仕方のなかにすっかり入ってしまっている、、

 おい、そこの流れに、

 静かに手を入れていようと、して、、みている、、

 それにしろ、丁寧に伝わって、

 いくつも見ているもの、、

 の、なかに、入り出して、いました、、

 それはただ、空間にひろがるのだけれども、、

 いっさいと、見て、、

 どう思う、そのなかを、、差す、

 いくつもの姿が、、

 うつり始めているのの、様子を、、

 つなぎ合わせて、

 もののように巡る、、

 は、意図した、姿の後ろへ、、

 ながく、ながく、、ひろげられてゆくだけの、ことなのだ、、

 無期にはなり、、

 それとそれ、ありながら、響いて、、

 どんなき様子をして、続くのか、、

 

 ま、声が正面から振るということにはほとんどならないので、、

 一重の流れにそって、それをきくということですけれども、、

 どうにか、ありえた、、響きのなすあたり、

 いっか、いっか、、携えて、

 そこに全部を揃えて滑り込もうとしていた、、

 それぞれを招んで、、

 各種のうたいのなかに入っていった、、

 ものが、正面を、、

 きかせて、きかせて、、

 静かに、仕組みのなかに、、

 転がり込んで、、

 どこへも、どこへも、続いて起こる、、

 その響きのさまのなかにいました、

 どうしていたのか、さだかには分からないところがある、、

 だのに、手を入れていたら、紛れて、、

 そこから揺れて来た、そこから揺れて、、

 なに模様をたくわえこんだのだろうか、

 過ぎて、ものを、、掴まえ、、

 まったく、一直線にのびるところへ、

 姿を、はっきりと、出していた・・・、