<1659>「絡まる」

 なにとしてそこにアける、

 ひとつ、赤らんで、、

 じだらじだら、よく、増えていく、

 ものを中心とした、じだら、、

 なに、なに、きいていた、、

 響きより向かう、それぞれの、

 かしらの振りように、

 ついて、ついて、、くるもの、まっすぐにきこえる、、

 そのさかいめのところ、、

 に、潜り、そっくりきこえる、

 

 だれ、なに、どこ、、過ぎて、

 見える、その一切の 中途、

 こつ、こつ、と細かに、手など、合てていくのの、

 様態が、ざらざら、ぞわ、ぞわ、と、増えてく、来、揺らすのの、そばへ来た、そばへ、、

 いちいちになって、どうも、そこいらを見ていると、

 きく、わたるに、及んで、、それぞれのさまがはっきり、

 後ろだか、なにだかへ、はっきり、、

 それも、調子のまま、で見えてくる、

 なによう、なにようを、、そこにあてて、見るらしいのだが、

 はて、はて、いくつの顔をあらわし、

 そこざまに、見えて来るのだろう、、

 確かめ得べきもののいくつかがある訳ではないのだけれども、、

 どこに来る、どこに来る、、

 なに、さわざわとして、はる、、ものの膨れ、線的な、過ぎ行き、リズムの取り方、、

 をどのようにかたまる、いくつも薄らいで、、

 あれ、底に手を付けた人のそぶりのどれを、、

 また、あたしは線的に揺れて、

 浮かぶ、浮かぶ、、

 

 いとのあるところをすらすらとうつり、

 ままの形で来たんだようだが、、

 どれも、どれも、、伝い合わせて、

 いくつもに、流る、あいま、あいまの、、

 長い、影を見たのだな、といい、かける、、

 どこぞへ来たのだかな、

 ごつい、手の行きさき、

 あとへあとへほはばはほどけてき、

 それぞれの結びの上を、軽げに、跳ねて来たのと、

 うたいあわせた、、

 それら、刻まれて、、

 どこぞ、どこぞ、、深い方へ、はいる、

 はいるまま、動いて、流れる、流れる、、

 向きあわせて過ごすのの、形の、、

 ところへ、奥まり、どうにも、、

 続く、続く、、

 あたらしく貼り合わせて来たものの、揃いが、、

 ここへ、ここへ、見えて、、

 ふたつながらにかわされて、まとまる、、

 指を、ふんだんに、つけていて、

 はさまる、、よくも、よくも、、あいだに、

 うつり、

 続かれて来たものだ、

 と、声を、ひとしく、掛けて過ぎそうだ、、