いまはそこに、、
なぜともなくいるのと、、
なぜともなく居なくなるのと、
それぞれで、
あからさまに、通らなくなった場所へ、戻るようなことだって、してみた、、
、何も感じない、
ただこうして、違う位置で、
あれ、もう、なぜか、通らなくなる、または、
ああ、そう、どうして、通らなくなる日が来るのかと、、
響きひびき、
いつものように通る道、、
誰か、見知った人のひとり、居る訳ではない、
なじみは、この、けぶった風景のなかの、けぶった建物の集まりだけで、
なかなかどうして、ここに立つからなにだというのだ、、
行くところもない、
声を当てる方向もない、
振ったものが、それぞれにあり、
それぞれにあるのを、少し、手を出して、、
拾う、、
あそこに出向いて、一体何を拾うのだろう、と思った、、
どうやら、そのとき、そのときの身体はどこかに置いてきたらしいのだ、、
紛れて紛れて、、
私は地表に出る、、
緩やかに肌が全体へ、当たり当たり、、
そのまま増えていく、
かけらが、あちらにも、こちらにもあって、、
どうも、騒がしい、、
それぞれで、騒がしいから、、
瞬間から、無音を保つのかもしれませんよね、、
順当に、盛り上がっていくそのさまの、
成り行きを見留めて、、
そこは中心から逸れます、、
ああ、けっして、歩くのが困難ではないところ、がなにか、
おかしいようです、、
あれのままでひとつ、、
姿を打ち、
姿のなかからも誘う、、
行ったって、なにもないことが分かるようだけれども、、
どうにか置いてきた、ものの一端を、、
またおさめに行くらしい、、
またおさめに行くところで、
それはほとんど、、
反応のない音である、
私はなにげなく過ぎて、あれはどこだったのか、
行き過ぎが分からないから、点ですね、、
点の記憶です、と応える、、
それを繋ぐ作業、
それを端から繋ぐ作業をする、、
からだをひらき、
なに、どこまでも遠いようだけれども、、
過ぎて、きこえながら・・・、