揺れている、おそれている、
始まって、
私は何をおそれているのか分からない、、
ただに揺れているところ、
そちらへどうぞ、
そちらへどうぞから、まごうことなき、揺れて、、
たくさんに、その続き、
こちらへ、ひどく、輝き、、
私に肌居を見せながら、
まっすぐに連なってくるように見せていたろう、、
その招び声が、まともに当たり、、
今は当惑する、、
身体の内側の悲しさ、
身体の内側の悲しさに連れられて、それ以上に、
含む、含む、、身体の、
隙間から、、
常に、こぼれて、こぼれて、、
当たり前に続くものが相当数染み、、
ここいらへ当たる、、
ここいらへ静かに入ってくるのにも、感じ、同じような速度で、
来る、来る、、
冷や汗に付き合う、、
冷や汗に付き添う、、
同じように人間で、、
同じように人間が含まれている場所、
そこへ滑り、そこへ滑り、、
うたいの姿が確認される、
大きくて、良かった、、
そのまま長い時間包まれ通しだと思った、
長い時間、
長い時間、、包まれ通しではもの足りない、、
身体が、転げていく、、
内側の騒擾、
どこもかしこもその響き、、
どこもかしこもそれで持ち切りで、、
不安定な時間がひらく場所、、
まるく回転し、
うたいを続けながら、
手に触れる、、
手がひらく、
あたしはその香の、悲しさのなか、、
あなたのその香が増えて、どこまでも悲しい気がする、、
絶対の文字に揺れかかり、、
続け、続け、、
いまふたつの響きに続いて低いおと、かたまりが、、
どんなけ先を見しているか、のう、のう、、
身体からはじけ、、
内側の香に向かってうたってくれ、、
どこを向いても、
どこを行っても、同じ地点ならば、、
同じ地点に、静かに紋様を、、
紋様のかたさ、あじけなさ、あやしさ、、
全ての中にいて、、
揺れているあの身、