あれは誰?
私は激しく騒ぎ出すものの、方途の、なかにいる、、
誰だ誰だ、、
喚起して、喚起して、
今そこに生きたものが、、
今そこに生きたものが、
はげしく掴まって、、
もののあいだを辛うじて渡っていくのの、、
姿を、瞬間を眺める、
いやに今にきこえてくるのじゃないか、、
あなたはその姿の流れに乗って、
ここに生きている訳だけれども、、
ここに生きていながらで諸方の音を集める訳だけれども、、
諸方の音の騒ぎのなかがわから、、
ぽっと出てくる訳だけれども、
ひとの、さびしさの、、外に居た、
それで、何とも言えず、、
何とも合点を行かせることの出来ず、、
その場へ、まっすぐに立っているものものの形、
あ、あたしはそのなかから外れることなく、、
ひとりで風をあびたままになる、、
こころもとないこと、、
歩行が静かになり、
音も立てず、、
どこから、どこへ、惑うの、、
惑いながら、
そのあたりを、回るの、、
回転した人々の、
なかに、このそぶりが、含まれるのを、可能にする訳ではないのだが、、
冷静に、その通りに舞い、、
先端へ立って揺れるひと、
揺れるひと、を外側から眺めるひと、、
の役割、、
あ、いまにその表情のなかに紛れて、、
そろそろと、ものの、あたたまってくるところへ、
出てくる、、
身体からなにからが、この場へ、含まれてくる、、
のを、分かれて、きいている、、
少しの、揺れた隙間から、
あらわれているに違いがない、
あ、一枚のひが、揺れて、、
私のなかへ、落ちた、
落ちたらば、むやみやたらと染みてくるに違いがないのだ、、
それぞれの顔、、
それぞれの高さのこと、
やたらにそこへ向かうものをきいて、、
まとめて、手を出だしたらば、
その跡にとどまらず、
見えて、続いてくるものとも言えよう、、
あ、落ちた、、
落ちたところから、振動が、二重にも、三重にもなって、、
こちらへ走ってくるのですから・・・、